由緒

  谷山神社(旧県社)について

鎮座地 鹿児島市下福元町3786-3
御祭神 懐良親王(後醍醐天皇第九皇子)
例大祭日:春季 4月29日
秋季 12月1日

足利尊氏とともに鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇ごだいごてんのうの皇子である谷山神社ご祭神懐良親王かねながしんのうは、西暦1336年(延元元年)、後醍醐天皇の命により、鎮西ちんせい(九州)統一のため征西大将軍に任命された。

西暦1342年(興国3年)5月、谷山城主 谷山五郎隆信たにやまごろうたかのぶは懐良親王を千々輪ちちわ本城(谷山城)に迎えて本城より約20町(2,200メートル)の高台に御所ごしょを建て衷心ちゅうしんをよりこれを奉迎ほうげいしたこの地を御所ヶ原ごしょがはらと呼び、現在親王の石碑が建っている。

昭和3年谷山町民は懐良親王の英霊を慰め奉り、また神徳しんとく宣揚せんようして国民の道徳の涵養かんように努めようとして、谷山神社を建立した。谷山神社建立にあたっては、明治時代に2度内閣総理大臣を務めた鹿児島出身の松方正義まつかたまさよしが尽力した。

ご祭神 懐良親王

ご祭神 懐良親王 かねながしんのう

境内神社千々輪神社 御祭神 谷山城主 谷山五郎隆信

境内神社千々輪神社
御祭神 谷山城主 谷山五郎隆信

谷山神社は、懐良親王をご祭神とし、昔より地域のみなさまの信望を厚く受けている神社です。豊かな自然に囲まれ、春は桜、秋はもみじ・銀杏いちょうも見頃です。パワースポットとして多くの方に愛されております。
展望台からは、桜島や錦江湾、鹿児島市街地を一望できます。
お正月の初日の出スポットとしても人気です。
周辺には「そうめん流し」や「ふるさと考古歴史館」や飲食店などもあります。
直接車で行くことができ、谷山神社の境内地には約70台の駐車場があります。また、ふるさと考古歴史館方面から遊歩道にて来ることもできます。

谷山ふるさとコミュニティ協議会の皆様と谷じい

谷山ふるさとコミュニティ協議会の皆様と谷じい

谷じい
谷じい
松方正義公の石碑

松方正義公まつかたまさよしこうの石碑

神社清掃の様子

神社清掃の様子

谷山神社

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谷山神社社務所
〒891-0144 鹿児島市下福元町3786-3